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国の情勢によるリスク<カントリーリスク>

商品が「貨幣」のFXは、その国の情勢により、時には大きな損失が出る場合があります。

FXは、国家の通貨を商品とした取引です。その為、その国の情勢が為替変動の原因のひとつにもなります。

その国の情勢により為替レートが思惑と違う動きをすることのリスクは当然のことですが、その極端な例として「カントリーリスク」があります。

カントリーリスクとは、その国固有の事情により、資金が回収不能となる危険性の事を言います。

例えば、戦争やテロ等の極端な場合や、石油価格の高騰などの身近な場合など、結果的に為替の大暴落が起きることがあります。

●アジア通貨危機
アジア通貨危機とは、1997年起きたアジア各国の急激な通貨下落を言います。
元々は、固定相場制であった各国が、米ドルの高騰に連動して、高騰したことにより、バブル状態になりました。その結果、各国の経済が崩壊しました。

これは、タイを中心に始まりましたが、インドネシアや韓国などのアジア各国だけでなく、ロシアやブラジルにも影響を与えました。

日本においては、1997年と1998年の金融危機の引き金の1つとなったとも言われています。

●アメリカ同時多発テロ
まだ、記憶に新し2001年のテロ事件で、一時的とはいえ、大幅な下落をしました。
テロの前日の為替レートは、1米ドル=122円台だったのが、テロのニュースが報道された途端に、米ドルの投げ売りが始まり、その日の内に1米ドル=118円台まで下落しました。

●原油価格の高騰
2003年以降、世界の原油相場が大幅に上がりました。原因は、中国の原油需要の拡大と、イラク攻撃だと言われています。

この原油価格の高騰により、原油消費量・世界一のアメリカの経済全体に打撃を与え、米ドルが急速に下落しました。これらカントリーリスクは、融資先の企業や個人の責任ではない為、事前にニュースなどの情報から回避する他はありません。また、アメリカ同時多発テロのように、普通では予想し得ないことでも、大きな影響を与えます。

そういう意味は、「日本円」だけを資産とすることはカントリーリスクであり、「日本円」だけでなく、FX等により預貯金を分散しておくと言うことはとても大事なリスク管理と言えます。

2008(C) XXXXXXXX