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ユーロの特徴

ヨーロッパので使用されている単一通貨の「ユーロ(EUR)」について紹介

世界三大通貨の一つである「ユーロ(EUR)」は、ヨーロッパ各国の各分野における統合に向けて、統一化された通貨で、現在、欧州連合(EU)27カ国中13カ国が公式に採用しています。

2006年12月の時点で、ユーロは世界中の外国為替市場で最大の取引量になるまでになりました。それだけ、世界の基軸通貨としての力を持っていると言えます。

また、この通貨を採用する際には、インフレ率や財政収支、政府累積債務について、各機関の定める基準をクリアする必要があり、最も安定した貨幣とも言えるかもしれません。

●ヨーロッパの経済統合
EU発足の背景としては、東西両ドイツ統一による「ドイツの脅威」を回避することなど、想定される理由は幾つもありますが、?米ドル支配からの解放?や、?ヨーロッパ各国の経済の安定?という意味もあると言われています。


ユーロの実体
ユーロは、発足当初から、米ドルに匹敵する経済力を持つ通貨として期待されてきましたが、2006年末に、ユーロが8,270億ドル、米ドルが7,827億ドル、円が6,765億ドルと、遂に第1位になりました。

これは、国単位で財政の安定化の為に、「ドル建て」から「ユーロ建て」へ移行や分散が加速的に行われた結果と言えます。

このように、順調に上がり基調を見せるユーロですが、その内部には、まだまだ問題点があると言われています。

ユーロの問題点の一つとしては、財政は各国の政府が、金融・為替は欧州中央銀行(ECB)が一元管理するので、経済政策の一体性にかける、という面があることです。

EUは、一つの国ではなく連合である為、各国の経済状況には、どうしても格差が生まれてしまいます。
通常は、経済の立て直しとして金融政策が行われることが多いですが、ユーロで単一化されている為に、金融政策が行えない、という状況になってしまうのです。

EUには、安定化協定(The Sta.bility and Growth Pact)がありますが、この協定により、各国の財政赤字はGDPの3%以内に抑えることになっています。

しかし実際には、財政赤字の限度額をフランスやドイツのみならず、イタリアやギリシャも超過しており、財政赤字削減期間の延長や罰則規定の緩和など、協定を柔軟に運用することで決着することになりました。

将来的に、当初の構想通りに各分野においての統合が出来上がるまでは、この問題の解決は難しいと言えます。

2008(C) XXXXXXXX