FXで収益を上げるには、新規売買のタイミングと決済のタイミングが重要です。
これらのタイミングを知る方法として、各取引業者や、専門の情報屋が提供するチャートやブログなどの様々な情報によって判断することが出来ます。
このタイミングを見出す為の理論は、投資家の数だけあると言えるほど様々で、その内容や結果も様々です。
これらの判断方法も新規注文だけでなく決済注文でも有効な方法の1つですが、その他の方法として、最も多く利用されているローソク足チャートを使った方法もあります。
このローソク足チャートは、その周期のそれぞれの価格を知るだけでなく、その形から、今後の値動きの傾向を読み取ることも出来ます。
具体的には、“安値付近で始まり、高値付近で終わった”ような値動きをした場合、ローソク足の本体の棒状の部分が大半を占め、上下のヒゲが短くなります。
このような値動きをした場合には、今後、価格が上昇することが多いことから「買いのサイン」として読み取ることが出来ます。
逆に、“高値付近で始まり、安値付近で終わった”ような値動きをした場合には、上記と同じような計上で本体部が黒くなります。
このような値動きをした場合には、今後、価格が下落することが多いことから「売りのサイン」として読み取ることが出来ます。
これらの“サイン”は長期スパンの値動きの中でどの価格帯で発現したかによっても重要度は変わってきます。
例えば、いくら上昇しそうなサインが出ていても長期スパンで高値付近で発現している場合には、その後の上昇値は少ない可能性が高いと言えます。
逆に、安値付近で発現した場合には、その後の上昇値が大きくなる可能性があります。